数日前RCEP(東アジア地域包括的経済連携)が日本を含む各国で調印され、自由貿易圏が生まれました。今後日本とアジア各国間での関税が数年(ものによっては十数年)かけて無税になる予定です。日本からアジアの日系ゴム会社子会社にもっていく材料、部品の関税も早く0%になるといいですね。
今回はベトナムがこのRCEPの主催国でしたから、下の写真のとおりベトナムフック首相を中心に調印式が行われました。フック首相の右に座っているのがチャン・トゥアン・アイン商工省大臣です。この大臣は大変えらい方です。
このチャン・トゥアン・アイン大臣は、当社も出資しており、加藤が社長をやっているベトナムの天然ゴム販売会社VRG JAPAN RUBBER EXPORT社の開所式(2015年3月)に来賓できていただきました。共同出資の大阪のJTC社のお力により、わざわざハノイから来ていただき、来賓のご挨拶までいただきました。当時は商工省副大臣でした。またこの方のお父様は元ベトナム国家主席です。
加藤も開所式ではベトナム語でスピーチをしました。参加者はほとんどベトナムの方でしたがわかってくれたかな?
ベトナムでは10月からの長雨での天然ゴム生産が減少しており、その影響、出荷遅れ、新規注文の見合わせといろいろ影響がでています。今年はいつもと天候が何か違う気がします。これが一時的なのか、それとも春までつづくのか心配です。