コンサルティングマーケット加藤’s EYE原材料(ゴム薬品)調達、購買資材

新年、イラン関係、インドネシアエラストミックス訪問

本年もよろしくお願いいたします。1月7-9日で関東地区のゴム関係会社25社を新年ご挨拶で訪問しました。どこでも米国イラン関係の話で、原油高騰で、ゴム材料がどうなるかという話題でした。もしホルムズ海峡でタンカーが襲撃されれば、原油高騰で合成ゴムとカーボンブラックが¥20/kgぐらいはすぐに上がるであろう。ただブタジエンはアジアで余っているので、それほど不足で心配することはないであろう。また天然ゴムもつられて¥10/kgぐらいはすぐにあがるのでは。実際中東で生産されているゴム原材料はほとんどありません。と話しました。

9日晩からインドネシアに移動、10日はエラストミックスインドネシアを訪問。当社が納入したB練ライン用の台湾製ニーダーのその後のフォローアップです。KneaderMachinery社の陳社長と同行して、点検打ち合わせしてきました。

インドネシアの昨年のKARAWANG地区の賃上げは8.5%Up, 今やKARAWANG地区の賃金は月3.5万円、Jakartat月3.0万円より高い、タイよりも高い。

台湾系ゴム靴会社はJakarta地区から、Jakartaから東に飛行機で1時間の、Semarangに安い賃金を求めて工場を移設始めている。

KneaderMachinery社によると、世界中のゴム会社からのゴム精練機械の注文が低調になっています。まるでリーマンショックの時のようだとのこと。世界中のゴム産業(北米、欧州、アジア)が減産しているということです。かえって中国向けがまだ好調。中国はローカル系ゴム機械メーカーがだめですが、外資系、ローカルトップクラスは、自動化のため設備投資が好調だといいます。

ジャカルタから、東側の工業団地までのハイウェーが渋滞が有名でしたが、12月中旬にジャカルタ郊外のBUKASIと KARAWANG地区を結ぶバイパスのハイウェーの新路線が開通して、いままで2.5時間かかっていたのがこの区間は1時間でOK.今回初めてその高架新路線を通りました。写真とおり、従来のハイウェーの上を片側2車線x2で通ります。但し、この高架道路はKARAWANGまで途中の出入り口、サービルエリアがない。かつ道が相当でこぼこで、走っているとかなりガタンガタン揺れます。

14日からは韓国出張です。

 

上の高架道路が今回開通したBUKASI-KARAWANG間のバイパス道路
BUKASI-KARAWANG間の高架道路、走るとかなり揺れる。
インドネシアの有名なビール ビンタンビール
10日の早朝にJakarta到着