原材料(ゴム製品)調達、購買資材

ドバイ・ブチルチューブスクラップ会社訪問(近未来都市『ドバイ』出張記)

みなさま、こんにちは営業部の井上です。

今回、ブチル再生ゴムの原料であるタイヤチューブスクラップ品の仕入先訪問でアラブ首長国連邦のドバイを訪問して来ました。

弊社はドバイのタイヤチューブスクラップを扱っている会社から購入し、日本へ輸入しております。 今回の出張では購入先の中から3社を訪問しましたが、その中の1社では、オフィスの近くにスクラップのヤードがあるとの事なので、あわせて見学させてもらいました。今回はその様子をご紹介させていただきます。

ドバイのブチルチューブスクラップ会社を訪問!

オフィスはドバイの中心地から30分くらいのところにあります。

ドバイ=豪華絢爛をイメージしており、きっとオフィスも煌びやかかなと思ったら、いたって普通な会社のオフィスでした。

ここで打ち合わせを行い、スクラップヤードへ向かいました。

オフィスから車で20分くらいの所にあり、ヤード一帯は舗装されていない凸凹の道で砂煙が舞う場所にありました。

辺り一面は都会的な要素は全くなく、どちらかというと働いている人もインド人ばかりなので、インドにでも来たのかと思うくらいの錯覚に陥りました。

外の気温はなんと40℃台!車から出てヤードを見て回りましたが、20分くらいが限界です。

暑さをものともせず、この炎天下の中で働いている方たちは凄いなと感心しました。 ここのヤードにはタイヤチューブスクラップ他、タイヤのホイールと廃棄になった車のバッテリーがありました。これは全て輸出するとの事です。

近未来都市ドバイの街並みへ

訪問を終えた最終日、フライトまで時間があったので、ドバイの街並みを散策して来ました。 ドバイは世界No.1のものが数多くある場所だと知られています。そこで私はいくつか世界No.1の建築物を散策してみることにしました。

1. ブルジュ・ハリファ

ご存じの方も多いと思いますが、世界で一番高い超高層ビルです。高さは828mで、スカイツリー634mより高い建物。下から見上げると首が痛くなるくらいの高さです。

展望台は125階にありますが、総階数はなんと206階建てになります。

(夜になるとこのように15分に1回プロジェックションマッピングをやっております。)

いざ、展望台へ!

チケットは事前にネットで購入した方が良いとの情報があり、事前にネットで購入。ネット購入ですと約4,000円のところ、当日券の場合、約6,500円もします。

エレベーターで125階へ。約1分20秒弱で125階へ到達。早い。。。

125階から見下ろす景色は格別でした。

2. ドバイモール

ドバイを象徴するブルジュ・ハリファ。そのふもとにある世界最大のショッピングモールのドバイモールは1200店以上もの店舗が軒を連ねております。

また、館内には大きな水族館、スケートリンクばかりか、なんと巨大な恐竜の骨も展示されております。

3. バイフレーム

ドバイで最も大きな公園のひとつザビール・パーク(2018年1月にオープン)の中に、高さ150m、幅93m黄金に輝くドバイフレームがあります。

こちらは2019年5月に「世界最大の額縁」としてギネス認定されたドバイの新名所となります。フレームの上部はなんと展望台となっているそうです。 今回、近くには行けず車窓からの見学でしたが、遠くからでもすごく目立つ建築物?でした。

今回の出張では連日晴天で気温は40度越えの日々が続いており、慣れない暑さに苦労しましたが、そんな暑さも忘れるほど、ドバイの近未来な街並みに圧倒された散策でした。

ちなみにドバイは移民人口が85%で、アラブ首長国連邦国籍はわずか15%であります。街を歩いていると、働いている人のほとんどが移民系の方たちで、現地の人はというと、平日の昼間からショッピングモールで買い物したり、街をぶらぶらしているようでした。

石油資源で潤っている国なので、自国民は働かなくても国から手厚い保護があるそうです。

ガソリン代は産油国だけあって物凄く安く、リッターあたり約50円位。原油産油国が受ける恩恵とは、これほど大きいものなのか、と実感しました。

中東の国の一つであるアラブ首長国連邦、その中のひとつの都市であるドバイに滞在した今回の出張。日本からするとほぼ地球の反対側、大きく異なる文化圏で、沢山の事を感じる事が出来ました。また、機会があれば、訪問してみたいと思っております。

ブチルチューブスクラップのご用命がございましたら、是非、加藤事務所でご相談下さい。