2024年3月19-21日ドイツのHANNOVERのMESSE会場で開催された、EUではNo.1のタイヤ関係の材料、機械の会議と展示会 TIRE TECHNOLOGY CONFERENCE & EXPO 2024に参加してきました。
当社も、現地でいろいろな商談をしてきました。当社が代理店をやっている、押出機TROESTER社、ゴム薬品計量のCOLOR SERVICE社、タイヤ試験機のITALIMATIC社、カレンダーのRODOLFO COMERIO社、BOMのPRODICON社、その他大手ミキサーメーカーで、打合せ、そこで日本のタイヤメーカーの幹部の方との打合せ、タイヤ機械中古販売のPELMAR ENGINIARINGとの商談もあり、その間にENEOSマテリアルやタイヤ会社の講演も聞き、3日間あっという間に過ぎました。AIをどうタイヤ生産に活用するかの話も面白かったです。
さらに、今回は日本ゴム協会とドイツゴム協会の提携契約調印式に網野会長とともに参加し無事、調印締結となりました。また私は日本ゴム協会の理事で、2026年11月に国際ゴム会議IRC2026と展示会が10年ぶりに日本(名古屋)で開催されます。私はこのIRC2026、国際ゴム会議の広報宣伝委員会委員長ですので、今回展示会に出展している220社を全部回り、26年に日本で国際ゴム会議と展示会を開くので、是非参加してほしい、出展してほしいとお願いに回りました。EU系の会社がメインですが、中国のゴム材料機械会社20社ぐらい出展していましたので、是非日本に来てほしいと要請しました。220社のブースをアポなしで、いきなり訪問して、英語でこちらの趣旨を説明をしましたので、2日間まるまるかかりました。
それではこの会議、展示会の写真を載せます。1日目の夕方には、なになにOF THE YEARの11の受賞式がありました。各分野で4,5社がノミネートされて、その中から1社が受賞します。まるでアカデミー賞みたいです。今年の TIRE MANUFACTURER OF THE YEARはブリヂストンが受賞しました。また当社が代理店をしているカレンダーメーカー、イタリアのRodolfo Comerio 社が TIRE MANUFACTURING INNOVATION OF THE YEARを受賞、初めての受賞で大騒ぎでした。ENVIRONMENT とかINNOVATIONの賞がいろいろあります。
日本からの出展社はENEOSマテリアル、旭化成、日本ゼオン、クラレ、帝人アラミド、中田エンジニアリング、神戸製鋼所、国際計測器、ローランド、上島製作所、SMC, エヌエスディー、と11社あり、さらに日本のタイヤメーカーの方々も4社で合計30名ぐらい来場していました。
さすがに長くゴム、タイヤの仕事をしていますので、220社のうち、ヨーロッパ系の会社が多いのですが100社ぐらいは何をやっているか知っている会社でした。
ドイツゴム協会と日本ゴム協会の提携の調印式で、両協会の会長同士で調印、加藤は介添え役。
有名人 DR GIESEさん ドイツゴム技術研究所 社長
ハノーファー駅の駅地下の店で寿司を売っていました。買いましたがまあまあの味。
市庁舎のタワーの上から、旧市街を望む
ホテルと会議展示場の間は毎日トラムで往復。一日券で6.8ユーロ(¥1100)
このパンフレットを220社のブースで説明して、配布。結構受けがよかった。東工大赤坂先生デザインありがとうございました。