マーケット加藤’s EYE

ベトナム RubberDinner

12月10、11,12日はベトナム、ハノイ、ホーチミン出張でした。加藤産商ベトナム(KASANAM)に立ち寄り、取引先数社を訪問、その後12日はベトナムゴム協会(天然ゴム協会)、VietnamRubberGruop(ベトナム最大の国営天然ゴム会社 VRG社、 当社と合弁会社 VRGJAPANあり)共催のRubberDinnerに参加しました。これはベトナムの天然ゴム関係者約1000名のパーティーです。着席で1000名はかなりすごい。私もVietnamRubberGruop直系の合弁会社の社長として参加、VIP席でした。

協会会長、VRG社長、商工大臣の挨拶のあとは、天然ゴム工場、天然ゴム会社の、業績、サステナブル貢献度での表彰式です。そのあとは、宴会ですが、あちこちでワイングラスで乾杯が始まりました。加藤も各テーブルを回り、関係者と乾杯、10杯以上はグラスで乾杯しました。中国の白酒での乾杯よりはましですが、結構酔っぱらいます。

その後協会会長、商工大臣、シンガポールのInternational Rubber Study Group 事務総長(東京の渋谷の国連大学に留学していたことがあるアフリカ系の人)に挨拶にいきました。

VRGの社長 Le Thanh Hung氏に壇上で花束を贈呈しました。左から加藤(加藤産商,加藤事務所, VRGJAPANの社長)、VRGJAPAN Vo Van Thanh会長, VRG本体のLeThanhHung社長。

配布資料によると、2023年はベトナムの天然ゴム生産量は127万トン、タイは470万トン、インドネシアは261万トン、コートジボワールは155万トン(ANRPC調べ)、よってベトナムは世界4位でした。

ハノイは結構寒く、ダウンを着ている人がいましたが、ホーチミンは暑い。半袖ありです。ベトナムは南北に長い国なのです。天然ゴム関係者によると、25年も世界の天然ゴム需給はややタイトになるのでは、とのこと。インドネシアが生産量をへらすのではないか。これで天候不順(長雨と干ばつ)があると、心配です。また天然ゴム栽培からパーム栽培への転換の動きもあり。今後の動向が心配です。