今週は、日本経済新聞、時事通信の記者からのインタビュー、大手証券会社での天然ゴム、合成ゴム、タイヤ市況の打ち合わせ、その他大手ゴム会社購買部での打ち合わせが続きました。中国、欧米のタイヤ会社が工場再開しているのに、どうして天然ゴム価格は回復しないのか?との質問が多く、コロナの第二波を恐れているのと、タイヤ、合成ゴムの在庫が相当溜まっているからでしょうか?
世界No1のゴムコンパウンドメーカーHEXPOLと深夜に電話会議、米国のコンパウンド市場はひどいもの、稼働率がまだ50%程度、米国自動車ゴム工場はやっと再開しましたが、材料から見るとまだ稼働率は30%、2020年合計ではコンバウンド市場規模は昨年の50%程度にしかならないとの悲観論もあり。
ブラジルでNo1のゴムコンパウンド会社Zanaflex社の社長と話したが、4月稼働率が80%、5月が55%と急に悪くなってきた。コロナが原因。
日本も自動車ゴム部品会社の稼働率が悪い。5月は悪いのはわかるが、6月も相当悪そう。まだ製品の部品在庫が相当あり、これがはけるまでは、生産が本格化しない。
ブタジエンの価格が上がらない。ナフサ価格が上がってきた(戻ってきた)のに、ブタジエンは$370/MT前後のまま。ヨーロッパからアジアに輸入された玉もあり、しかし合成ゴムのアジア価格はそれほど下がっていないのが現状
台湾で日本向けのロールが完成したが、出荷前検査のため台湾出張ができない。10月まで海外出張無理そうだ。そこでWEB会議で日本の納入先の会社で、機械の出荷前検査を3時間しました。事前に写真を沢山撮り、事前にチェック点を絞り、動画で、ロールを動かし、ゴムを練り、非常停止装置の動作を確認し、安全カバーの場所を確認し、いろいろやりました。
取引先に行きは新幹線で、帰りは飛行機で移動したが、新幹線は50%ぐらいの乗車率、飛行機も60%程度乗っている。1か月前のくらべて人が本当に増えた。ビジネス客が増えた。