1月22日の週は忙しかった。23日午前に会社で重要な会議があり、終わって午後に成田空港からベトナムのホーチミン市へ。24日は日本のタイヤ会社技術者とベトナム最大手天然ゴム会社幹部の打ち合わせ、昼から会食(酒付き)、午後はVRGJAPAN社(私が社長)にて会議、夜は夜行便にてホーチミン市から大阪関空へ。
ホーチミンは相変わらず渋滞の街。2月上旬のテド(旧正月)がまもなくというムードで、日本の年末の様子。みんな田舎に帰る準備をしています。
ホーチミン市は意外と緑の多い街です。ベトナムの通貨はドンですが、中国と違って支払いには現金が通じます(当たり前ですが)。私は空港では両替しないで、街の銀行ATMで、日本のクレジットカード(VISAかマスターカード)を使って現地の通貨ドンをおろします。画面を英語に切り替え、パソワードを入れて、WITHDRAW, CREDITCARDと選択し、おろしたい金額を入力します。現地側で3%手数料を取られますが、欲しいだけの現金がおろせて、少額紙幣が出ないので、便利です。ベトナムではコインはありません。全部紙幣です。
この銀行ATMでの両替方式は欧米だけでなく、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、中国、インドでもできます。
関空に到着後、空港バスで神戸に移動。大手ベルトメーカー購買部を訪問。その後新幹線で京都に。
京都の京都工芸繊維大学にて、日本ゴム協会関西支部 秋期ゴム技術講演会にて 世界のゴムリサイクルについて1時間講演しました。74ページのプレゼンで、ゴムのリサイクルの方法、ゴム原材料に使えるサステナブルな、リサイクルされた材料等について解説しました。その後関西支部幹部、講演者と懇親会。夜に広島に移動。
ホーチミンは午後の気温が35℃、到着の大阪は朝3℃、気温差が大きすぎて風邪をひきました。
講演会場の京都工繊大学は京都市内でも比叡山に近くで、上の写真のとおり、比叡山は雪山です。夕方は市内でも雪がちらついていました。
ChatーGPTでゴムのリサイクルとは と質問をすると、上記のとおり立派な回答がでてきます。これなら私の追加解説はいりません。最近は、もみ殻シリカ、微粉末(120メッシュ 常温粉砕)ゴム粉、リサイクルカーボンブラック、リサイクルプロセスオイル、数年先にはバイオブタジエンからのSBR NBRと最近はいろいろな原材料がでてきました。
その後、広島、福山、岡山でその地域を代表する大手ゴム会社役員幹部の方と面談、最後は丸五会に参加し、藤木社長と同じテーブルで会食。深夜に東京に戻ってきました。忙しかった1週間でした。