マーケット加藤’s EYE

タイ、インドネシア出張

7月下旬にタイ、インドネシア出張をして、日系ゴム会社を中心に18社を訪問、打合せをしてきました。もちろん加藤産商のタイの拠点KASAN CORP THAILANDと インドネシアのPT KASAN INDONESIA とも打合せ、毎日取引先と会食も。タイのKASAN社では20名のスタッフの前で会社の方針を英語で説明しました。

タイでも自動車生産は半導体不足で、フル生産にはならず、自動車会社の生産内示台数が出るも、実際の生産台数は予定数字にならず。またゴム材料の不足もフッ素ゴム、VAMACをはじめ、苦労しています。

材料商社は輸入材料の在庫を厚めに確保していますが、それでもぎりぎりになる場面もあり。タイのコロナ感染者は毎日3千人程度と発表されているが、実際には毎日6から10万人いるのではともいわれています。街ではみんなマスクをしています。街や空港では、中国からの観光客が全くいないが、インドからの訪問者がやたらと目立ちます。

タイでもGREEN天然ゴム、サステナブルな天然ゴムの開発が進みつつあり、また再生カーボンブラック工場はフル運転中でした。

インドネシアでも大手日系ゴム会社インドネシア工場を数社訪問。さらに納入したゴム機械の調子点検、不具合改善の打ち合わせも。 おなじみの高速道路渋滞は、2階建て高速路で少しは渋滞がよくなったが、朝の渋滞はまだまだ続きそうです。建設中の高速鉄道は、中国政府支援で進められていて、かなり出来上がってきていますが完成は遅れています。

ここでもゴム材料不足、納期遅れ、船の遅れはまだまだ解決せず。

インドネシアでもみんなキチンとマスクをしています。経済もポストコロナで回復基調です。

タイのゴルフ場 AMATA SPRING カントリークラブで昼食をとりました。有名な浮島グリーンがあります。本当に船で渡るグリーンです。このグリーンにボールをのせるのがむずかしそう。

AmataSpringカントリークラブの有名な浮島ホール、グリーンまでティーグランドから船で往復します

インドネシアでは土曜日に取引先とゴルフ。一人一人キャディが付く、アジアスタイルです。

ジャカルタ空港からバンコック行きの乗った飛行機で面白いものを見ました。バンコックから到着した飛行機A350に自動車が積まれていました。旅客席の下の前部貨物室に高級自動車がそのまま一番奥に積まれていました。パレットに乗り切れず自動装置では出てこないので、10人ほどが、貨物室に入り人力で車を移動させ、機外のリフターに載せて降ろしました。おかげで到着と出発が1時間遅れ。ちょっと迷惑な話です。