コンサルティング加藤’s EYE

加藤社長が、CERI最優秀発表論文賞を受賞

この度、弊社社長加藤進一が、第25回CERI最優秀発表論文賞を受賞いたしました。

この賞は、日本ゴム協会ならびに、CERI(一般財団法人化学物質評価研究機構)が、日本ゴム協会主催の毎年の年次大会及びエラストマー討論会において、優秀な研究発表を行った研究者を表彰するものです。今回で25回目となりますが、過去の受賞者は最先端の科学的研究をおこなう研究論文がほとんどで、ゴム商社の社長(ビジネスマン)が、社会情勢や経営を切り口とした論文に対して受賞したのは初めてのこととなります。

㈱加藤事務所社長の加藤進一が2019年12月のエラストマー討論会において発表した論文は、「世界のゴム中堅、中小会社の実態」というテーマでした。

この発表では、日本、米国、欧州の中堅中小ゴム会社を比較して、日本のゴム会社の人手不足や経営の悩みなどの課題を浮き彫りにし、その解決策として、自動化機器の紹介や、中小ゴム会社こそ必要なSDGsへの取り組み等の提案を行いました。

以下、受賞に際しての、加藤社長のコメントをお伝えさせていただきます。

「名誉ある日本ゴム協会、CERI最優秀発表論文賞をいただき、関係者に感謝するとともに、大変恐縮しております。そもそも この賞は ゴム関連の研究者技術者がもらうべき賞であるのに、ゴム材料商社、コンサルタントである加藤事務所の加藤がこのような賞をいただき、正直なところ、大きな喜びに加え少なからぬ戸惑いもございました。

今回は、日本のゴム会社は中堅中小会社であってもいろいろと頑張っている。また米国の中小ゴム会社がみんな元気に活動しているので、それを見習って、日本のゴム会社も小さくても生きる道がある。という応援歌みたいな気持ちでこの論文をまとめました。

今後とも日本のゴム、タイヤ業界のために、材料、機械の供給、ゴム関連の情報提供その他を通じて、日本のゴム会社に協力し、さらにお役に立てられればと願っております。今後ともよろしくお願いいたします。

㈱加藤事務所社長 加藤進一」

受賞者の責任として、加藤事務所は日本のゴム、タイヤ業界の発展向上に一層励まなければと考えております。今後の加藤事務所にご注目ください。