2025年3月5-7日にタイで開催された ゴム材料、機械展示会 Global Rubber Tire EXPO (GRTE)に参加し、出展してきました。今回は加藤産商のタイ支店Kasan Corp(Thailand) と、日本ゴム協会が2026年愛知県で開催する国際ゴム技術会議IRC2026 Aichi の2つのブースで出展しました。IRC2026の広報宣伝委員長をやっています。昨年、今年は世界中のゴム展示会でIRC2026Aichiの広報宣伝活動をやっています。加藤産商ではタイで、サステナブルなゴム材料と強アルカリイオン電解水、SK WATERとその発生装置のPRです。今回は日本から営業部員2名が応援にきました。SK WATERはゴム工場で溶剤の代わりに金型、装置、床の洗浄に使える強アルカリイオン電解水です。洗浄後はただの水に戻りますので脱溶剤化になります。皆さんに興味をもっていただきました。



タイへは先週のドイツのTireTechnologyConferenceとパリの取引先面談に引き続いて
私はパリからバンコックに飛んできました。

アフガニスタンのカブールの上を飛ぶなんてなかなか経験できませんね。トルコ、アジェルバンジャン、トルクメニスタン、アフガニスタン、パキスタンからインド上空を飛びます。

深夜2時ニューデリーの上空です。デリーは夜中でも明るい。

GRTEはタイで最大のゴム展示会で、出展社数100社以上、技術発表会も同時に開催です。タイのゴム工場の人が多数来場されてました。加藤も日系、ローカル系のいろいろなタイの取引先幹部と面談。




100社以上の出展社は、タイの主なゴム材料商社、中国のゴム材料メーカー、等で、出展社数では全体の65%が中国からの出展です。中国のゴム薬品促進剤、老化防止剤メーカー、合成ゴムメーカー、ゴム練り会社らが30社近く出展あり、またアジアの天然ゴム会社も出展。中国国内でゴム材料は最近売れ行きが悪いため、輸出に力をいれています。タイにも中国系(電気)自動車メーカーも進出し、今後中国系ゴム会社の進出も増えそうです。タイの練り会社CHR,CS Rubberの出展もありました。日系では加藤産商の出展の他、三洋貿易、双龍産業、元大都産業の方が現地販売代理店会社のブースにいらっしゃいました。
日本ゴム協会IRC2026Aichi事務局では、広報宣伝委員会を中心に, 世界の大手ゴム会議、EXPOと提携して、PRのためにブース無料交換提供契約を始めています。米国ACS ElastomerEXPO,中国RubberTechChina,タイGlobal Rubber TireEXPO。マレーシアMRPMA、TyreTrend誌との提携も検討中です。世界中で、日本のゴムタイヤ産業、その技術力のプレゼンスを上げる努力をしています。
最後は日本ゴム協会の皆さんとチャオプラヤー川沿いの最近人気のスポットICONSAIMの噴水とリバークルーズを楽しみました。
来週はまた海外出張です。