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ゴム機械納入立会(東北)、日経新聞5月14日天然ゴム

5月14日から東北地方の某ゴム会社にゴム精練用の機械納入試運転のため、出張しました。この時期出張も控えるべきですが、機械の試運転、工事立会だけは、リモートというわけにはいきません。

行きの仙台行に東北新幹線に東京駅から乗りましたが、10両編成約1000人定員の車両に東京から乗ったのは8人だけ。ガラガラです。無事据付工事完了、テストランもうまくいきそうです。ヘルメットと作業服、安全靴で、3日間作業していました。 今回は台湾から技術者を呼んで試運転、機械調整、配線工事のはずでしたが、外国から人が入国できないので、当社だけで対応しました。これでいろいろと経験も増えます。

帰りは常磐線で東京も戻りましたが、東日本大震災、原発事故の近くを通り、浪江駅、双葉駅、大野駅と本当に付近に人がおらず、警戒のパトカーだけ走っていました。

5月14日、15日の日本経済新聞に天然ゴムの関する当社のコメントが載っています。中国もタイヤ産業の回復は少しずつで、ゴム産業の全面回復は年末ごろでしょうか?自動車生産の落ち込みに比べると、交換用タイヤ需要があるので、自動車ゴム部品に比較すると、タイヤは落ち込みが少ないとも考えられます。しかし原材料の需要の落ち込み、価格の下落はひどい。ブタジエンのスポット価格は$300/MT (実際の契約価格はこれほど下がっていません。あくまでもスポット価格で、貯蔵タンクがいっぱいで、投げ売り価格です。原油がマイナス価格になったのに似ています)かつて40年ぐらい前の価格レベルです。先週某自動車メーカー購買部(ゴム製品購入)の方とも情報交換しましたが、合成ゴム、天然ゴム価格の先行きが予想しずらいのです。