先日大阪のミキハウスを訪問してきました。わが社は、ベトナムの合弁会社にて生産する サステナブルな天然ゴム、ゴム農園まで原料がトレースできる天然ゴムをすでに日本ゴム協会の展示会にてゴム業界の皆さんにご紹介してきましたが、今回はミキハウスさんに同社が販売されている子供靴の靴底向けに、この天然ゴムの話に伺
続きを読む天然ゴムの価格が少しずつ上がり始めています。東南アジアは天然ゴムの減産期にはいり、全体で生産が15%程度減る期間がこれから5月まで続きます。世界生産N3のベトナムでは2-5月は基本は生産が止まります。一方需要が北米はインフレ懸念、半導体不足により自動車生産が増産できない事態、また欧州ではエネルギー
続きを読む大変なことになった。3M製のフッ素ゴム(商品名 DYNEON)が2025年末までに製造中止になるという。 2022年12月21日にこの関連情報が世界を駆け巡った。日経新聞ではhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20DXH0Q2A221C2000000/ で掲
続きを読む12月9日にベトナム中部 DONG HOI市のリゾートホテルで開催された、ベトナムゴム協会、ベトナムラバーグループ社共催のRUBBER DINNERに3年ぶりに参加してきました。この会合はベトナム中の天然ゴム生産関係者が集まり、今年の天然ゴム開発、生産に優れた功績を残した人を表彰する夕食会です。いつ
続きを読む10月中旬にベトナムとシンガポールに出張しました。コロナの後初めて当社合弁会社ベトナムVRGJAPANでの打ち合わせです。天然ゴム農園と天然ゴム工場に行き、打ち合わせ。その後VRG本社(ベトナムの天然ゴム生産の35%を担う、ベトナムNo1の天然ゴム会社で、当社との間で合弁会社を持っています)で同社
続きを読む2022年10月5日に加藤事務所の加藤は、日本ゴム協会関西支部秋季ゴム技術講習会にて「世界のEPDMの需要と供給の課題」いうテーマで講演をしました。技術を扱う日本ゴム協会でゴム原材料の需給バランスについての講演という変わったテーマになりましたが、住友化学のEPDMの供給停止が23年3月と、あと半年
続きを読むその五 『含飴弄孫』の巻 作/さらしもばんび監修/加藤事務所 到着期限まで…あと23日! 「花咲部長 ニュース見ました?」 その日の朝はオフィスに飛び込んできた清水の叫び声で始まった。 「台湾台南市の大型台風の被害の件か」 応える花咲も多少顔が青ざめている。
続きを読む9月2日午後に京都同志社大学において、伝動ベルト技術懇話会で、加藤がゴム材料の現在のマーケットについて講演をしたあと、夜、関西空港からインドに向かい、3日朝にインドChennaiに到着。意外と涼しい。Chennaiに入国すると、だれもマスクをしていない。 聞くと昨年秋より地下鉄、鉄道、航空機機内な
続きを読むその四 『射石飲羽』の巻 作/さらしもばんび 監修/加藤事務所 昨今、受注を受けた機械の確認は発注者と製造者とをzoomでつないでおこなう。 今回は『佐川ゴム製造所』より受注したゴムの精練機械を、台湾にある機械メーカー『台南インダストリー』に発注。その機械の完成にともない、運転確
続きを読む2022年8月3日に日本ゴム工業会にて、資材関係の講演を加藤事務所が行いました。全国から約100名の日本ゴム工業会会員の方、購買関係者のオンラインでの参加がありました。 内容は会員でないとみられませんが、その目次、また付録の話題(ウクライナ紛争とゴム材料調達)については以下のとおりです。
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