マーケット加藤’s EYE

米国出張 だれもマスクをしていない、米国は今 人手不足

先週からメキシコと米国のゴム会社を12社を訪問してきました。
驚いたことに米国ではだれもマスクをしていないことです。メキシコはかなりマスクをしていましたが、米国では街でも空港でも、さらに仕事の打ち合わせで、だれもマスクをしていません。オハイオ州では昨年8月からマスクをすることをやめてそうです。写真は空港搭乗口の写真です。密なのに、ほとんどだれもマスクしていません。これが今の実態です。

日系とローカルのゴム会社をまわりましたが、どこでも話題は人手不足。コロナのあと、トラック運転手が不足して輸送が遅れていることは有名ですが、それだけでなく、オフィスワーカーも足りない。コロナでフルタイムで働くことがむずかしくなった。また空港のカウンターも人を減らしたので、いつも長い列。いろいろと元に戻らないことがあります。

また時給が上がった。円に直すと時給2500円以上でもそれでも工員が集まらない。某日系ゴム工場はヒスパニック系の工員が70%にもなったとのこと。アメリカ人はどこにいったのか?

ゴム材料不足はどこでも同じ。さらに米国のゴム薬品(加硫促進剤と老化防止剤)は殆どが中国製かインド製、どちらも輸入遅れで、価格上昇と在庫不足で、頭が痛いとのこと。ロシア製カーボンブラックも米国でなかり使用されていたので、これが供給停止で、カーボンブラックの不足、価格高騰がこまっているとのこと。

ガソリン価格も上がった。写真のとおり、レギュラーガソリンで$4.699/ガロン=$1.24/L=   約¥167/L(これは安いほう、アクロン市内では4.99/ガロン 約¥178/L)です。

ガソリン価格が本当に高くなった

今回もレンタカーを運転して移動です。 いつも緊張します。

レンタカーを借りて運転

帰国前日にPCR検査を受けて、陰性証明をもらいました。

空いた時間で、アクロン市のFIRESTONEカントリークラブでゴルフしました。1か月後にPGAシニアのゴルフトーナメントが開かれるので、すでにラフをかなり伸ばしはじめていて、グリーン周りには観客席を設営始めていました。

PCRテストを受けて30分で、陰性の結果がでました。$225かかります
オハイオ州 アクロン市のFIRESTONEカントリークラブにて

米国からの帰国時には成田空港でPCRテスト結果とワクチン接種証明のチェックがあります。機内からオンラインで事前申請をしていましたので、到着時までに審査結果がでていました。空港内で長い列でチェックをうけましたが、30分ぐらいで、入国できました。ANAのラウンジが審査会場、搭乗ロビーがPCR検査会場といままでと空港内のレイアウトがガラッと変わってました。