マーケット加藤’s EYE

ベトナム天然ゴムRUBBER DINNER2022に参加

12月9日にベトナム中部 DONG HOI市のリゾートホテルで開催された、ベトナムゴム協会、ベトナムラバーグループ社共催のRUBBER DINNERに3年ぶりに参加してきました。この会合はベトナム中の天然ゴム生産関係者が集まり、今年の天然ゴム開発、生産に優れた功績を残した人を表彰する夕食会です。いつも700から1000名が着席形式で会食します。政府関係者の挨拶もあり。

私も毎年参加していましたが、コロナの時はベトナム入国できず、3年ぶりの参加です。日本からも天然ゴムを扱っている商社M社、T社、N社、H社と加藤事務所(加藤産商)の日本人が6名ほど参加していました。

今年はホーチミン市での開催ではなかったので、参加者はややすくなく、全体で700名ほどの参加でした。

加藤もベトナムラバーグループ(VRG社)の旧知のベトナムゴム協会とベトナムラバーグループ社(ベトナム最大の政府系天然ゴム会社)の社長、会長、元会長、副社長とあいさつして一人ずつ乾杯、また各工場の責任者とも乾杯。この場では乾杯は飲み干すことが必須。その他海外から来て参加している各国の天然ゴム商社(代理店)と名刺交換。2時間はあっという間にすぎます。初めの30分は社長挨拶、表彰式ですので、みんなはおとなしく着席していますが、それがすぎると、皆、席を移動して、あちこちで乾杯の嵐になります。

毎年参加する日本人は私ぐらいなので、あちこちに顔なじみの天然ゴム会社の社長がいて、とりあえず握手、乾杯、抱擁となります。

数年前はビールでの乾杯一気でしたので、なんとかなりましたが、最近は赤ワインでのワイングラスで乾杯になりましたので、アルコール量が増えて大変。それでも15杯ぐらいは乾杯一気をしたかな?大丈夫、途中から赤ワインを水でこっそり割っていたので、アルコール度は半分ぐらいでした。

 

みんあ席を移動して、歓談、乾杯
なぜか踊りの曲がSMAPの曲
ベトナム語と英語での2か国語でのスピーチ、通訳になります

当社のベトナムでの日系向けの天然ゴム販売の合弁会社 VRGJAPAN社も全員そろってこのRUBBER DINNERに参加(VRG本社と各工場からご招待をいただき参加できました)。次の日は社員旅行みたいなもので、全員で近くの世界遺産のフォンニャ=ケバン国立公園 鍾乳洞を見学、アジア一とも言われています。秋吉台の鍾乳洞よりこちらのほうが大きかった。船で中に入っていく鍾乳洞も行きました。

VRGJAPAN社全員で記念写真

このところ天然ゴムの価格はやや低迷しています。天然ゴム生産者もちょっと元気がないが、ベトナムでも天然ゴムがSUSTAINABLEな材料であることに注目しています。来賓にもNGO関係者も呼ばれており、今後に注目したい。当社もベトナムの天然ゴム会社がECOVAIDSの評価をうけるべく、VRG社幹部に強く働きかけています。

ホテルの周りには市場があり、魚、野菜、花なんでも売っています。このごちゃごちゃ感がアジアです。衛生的にはどうかわかりませんが。