7月27日に日本ゴム工業会にて資材関係の講演をしました。タイトルは、【最近のゴム原材料需給動向 ~中東情勢を踏まえた見通し~】です。皆さんの関心の高いテーマです。
内容は

講演内容の一部を紹介すると、


天然ゴムEUDR規制は12月末から開始されますが、ここにきて、天然ゴムが入ったゴムベルト(EUに輸入時のHSコードが40.10)とゴム部品(輸入時のHSコードで40.16になるもの)が規制から外れる可能性ができてきました。EU委員会にてこれらを対象外にするとの決定がされました。なお天然ゴム自体、タイヤは規制対象のままです。確かに少しだけ天然ゴムが配合されたゴム部品を規制の対象にするかは疑問でした。今後最終決定機関であるEU議会で承認されれば、正式に対象外になります。
3月から価格が高騰し、また中近東からの輸入がとまっています輸入ナフサですが、5月の輸入実績を見ると、確かに米国、アルジェリア、ペルー、スペイン、インド、その他から、価格の高いナフサを緊急輸入していました。以下のとおり。

4-6月のナフサ価格は、加藤の予想(日本ゴム工業会講演で解説した合成ゴムの8月からの価格予想に使用したナフサ価格)は¥116600/㎘でしたが、7月31日通関統計発表では、¥118900/㎘でした。6月に予想より高価なナフサが輸入されたようです。

イラン紛争の暫定停戦が守られず、再度攻撃が始まる予感がした7月9日以降、ナフサ価格がまだ上がり始まりました。この様子ですと、9月以降日本に到着するナフサ価格がまた上昇しそうです。
よって4-6月のナフサ価格は¥118900/㎘でしたが、7ー9月は¥95000/㎘ぐらいで、10-12月がまた10万円を超えそうです(今後のナフサ価格と為替レートによりますが)。

合成ゴム価格は8月には5月からの特別値上げ分を清算する価格になるが、そのやり方はさまざまなやり方が提案されています。それはホルムズ海峡が再度封鎖されて、ナフサ価格が再度上昇していますので、合成ゴムの価格が8月に一回下がっても、11月にまだ上がりそうだからです。
よく考えて、損をしないようにしましょう。


生成AIで作った動画(IRC2026ゴム・エラストマー技術展の紹介)は https://www.irc2026.com/media/irc2026_exhibition_pr_movie_jp.mp4 をご覧ください。
また生成AIで作った人材採用の動画の例は https://www.katosansho.com/recruit/ をご覧ください。
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令和8年熊本地震により、被災された方々お見舞い申し上げます。自動車生産停止が心配です。2026年8月1日現在、この地震の影響で、トヨタ TMK宮田 第1.2ラインと ダイハツ九州大分 第1.2ラインが8月5日まで停止することが決まっています。早く復旧を望みたいと思います。

