マーケット加藤’s EYE

台湾出張 天然ゴム相場(タイの選挙?) [天然ゴム]

先週ヨーロッパ出張から帰りましたが、1日間東京にいて、火曜日から台湾へ、台湾滞在20時間でとんぼ帰り、羽田空港到着が夜の2時。さすがに疲れる。翌日は今後は午後に徳島へ出張で日帰り。羽田空港に24時間で2回着陸するとなると、ちょっとやりすぎか。
台北の空港行きのMRT(電車)の車内広告が下の通り。阪急阪神電車と京成電鉄の広告で、ちょっとみると日本語に見える。
ブタジエン価格は動かず。中国の景気回復待ちか。天然ゴムはこの3週間があがったが、とりあえずここでピークか? 天然ゴムの木の落葉期で、天然ゴムの供給が少なくなっている時期で、さらにタイの選挙が3月下旬に、それに合わせて、タイ、インドネシア、マレーシアで天然ゴムの輸出を減らす発表あり。具体策は専門家から見てちょっと具体性がない。実現可能性が疑問。ただ天然ゴム相場は、これらの輸出削減の発表だけで、今後の見通しだけで、価格が動きやすく、とりあえず、価格上昇の目的は果たしたとみるべきか?タイの選挙票対策という、いつものパターンとも考えられる。タイ、インドネシアは道路アスファルトに天然ゴムを使うと発表したが、これは北米、カナダの寒い場所で、アスファルトのひび割れ防止に使う手法、タイでは??
この辺りについては3月15日の日本経済新聞朝刊マーケット欄に詳しく解説記事がでています。
下のとおり、加藤事務所加藤のコメントもあり。このコメントは台湾出張時に携帯電話で記者に説明したものです。