2023年6月にヨーロッパに出張にいってきました。ドイツのゴム薬品会社、イタリアのゴム機械(ロール、カレンダー、タイヤ試験機、タイヤリトレッド機械)、フランスのゴム薬品会社に訪問して、どの会社でもそこの社長さんと面談してきました。 今回4年ぶりのヨーロッパでしたが、前回と比べて、物価がとにかく上
続きを読むいまフッ素ゴムを使用する会社で問題が提起されている問題。PFAS問題があります。ECHA(欧州化学品庁)ではPFAS( ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称です。種類は4,700以上といわれています。フッ素ゴム、フッ素樹脂も含まれます)
続きを読む2023年3月29日から31日にタイのバンコックで開催された GLOBAL RUBBER LATEX &TYRE EXPOに参加してきました。タイでのゴム原材料、ゴム機械の展示会です。 3年ぶりの開催です。 リアルな展示会はいいですね。担当者と、さしで話ができることに喜びを感じます。
続きを読む先日大阪のミキハウスを訪問してきました。わが社は、ベトナムの合弁会社にて生産する サステナブルな天然ゴム、ゴム農園まで原料がトレースできる天然ゴムをすでに日本ゴム協会の展示会にてゴム業界の皆さんにご紹介してきましたが、今回はミキハウスさんに同社が販売されている子供靴の靴底向けに、この天然ゴムの話に伺
続きを読む天然ゴムの価格が少しずつ上がり始めています。東南アジアは天然ゴムの減産期にはいり、全体で生産が15%程度減る期間がこれから5月まで続きます。世界生産N3のベトナムでは2-5月は基本は生産が止まります。一方需要が北米はインフレ懸念、半導体不足により自動車生産が増産できない事態、また欧州ではエネルギー
続きを読む加藤が社長を務める 鶴見化学工業(粉末硫黄製造メーカー、ゴム用硫黄生産量日本一)が日本乾溜工業(福岡証券取引所上場会社)より不溶性硫黄事業(商品名 セイミサルファー、セイミOT)http://www.kanryu.co.jp/chemical/iou.html を12月1日に買収すること(吸収分割を
続きを読むインドからマレーシアに移動して2022年9月6-8日のクアラルンプールで開催された国際ゴム展示会(Internatioanl Rubber Industry Conferenece EXPO )と国際ゴムグローブEXPOに参加しました 同じ会場でRubberCon2022も開かれています。ゴムE
続きを読む2022年2月26日現在: ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、EUでは混乱が生じています。またロシアへの経済制裁も始まりました。 日本のゴムタイヤ業界へはどんな影響がでるでしょうか? ウクライナから日本に直接輸入されるゴム原材料はほとんどないと思います。ロシアから日本、日系のゴムタイヤ工場へ
続きを読む2021年9月後半から、中国のゴム原材料マーケットがどうも大変なことになりつつあります。中国政府の命令で、脱炭素のために、電力消費が大きな工場が強制的に停止命令、90%減産命令がでています。そのため、金属シリコーンの生産が大減産、またゴム薬品(老化防止剤、加硫促進剤、またそれらの原料)の生産が大幅
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