加藤’s EYE製造機器

ヨーロッパ ゴム機械メーカー訪問 [海外]

今週は某大手ゴム会社の方とヨーロッパ出張中。アシアナ航空のA380機で行きましたが、この機体にKUMHOの名前が付くのもあとわずかか?(KUMHOグループがアシアナ航空を売却予定)。
オランダーではヨーロッパを代表するゴム機械メーカーを訪問。レンタカーを運転して、工場訪問、周りが森、放牧地で、その中に大きなゴム機械工場があります。
その後イタリアのゴム練り会社を訪問、カーボンブラックの受け入れやゴム練りラインを見学、薬品計量装置が面白い。低融点のプラ袋に計量した薬品を一点づついれて、シールをして、それをミキサーに投入します。イタリアではロールメーカーと打合せ、加藤事務所が日本ゴム協会の技術講演で紹介しているSINGLE STEP MIXINGの練りの説明を受ける。このカレンダー、ロールメーカーの会長は、フェラーリの個人的な収集家。自宅にF1レーシングカー2台を含め、フェラーリが10台以上収集している。フェラーリ博物館ではなく、個人の趣味で持っています。最後はフランスMLPC社でゴム加硫促進剤と薬品マスターバッチの工場見学。環境のうるさいフランスの真ん中で、ゴム薬品をシアン、二硫化炭素、塩素、アミンの原材料から製造して、排水は処理して近くの川に流しています。
土日はボルドーとフランクフルトのワイン村、ライン川を満喫。
来週はまだ数日ヨーロッパにいます。先進的なゴム練りライン、その機械の打ち合わせで、日本のゴム機械メーカーと比較して、どうしてもメーカーの考え方の差を感じてしまいます。

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