2022年10月5日に加藤事務所の加藤は、日本ゴム協会関西支部秋季ゴム技術講習会にて「世界のEPDMの需要と供給の課題」いうテーマで講演をしました。技術を扱う日本ゴム協会でゴム原材料の需給バランスについての講演という変わったテーマになりましたが、住友化学のEPDMの供給停止が23年3月と、あと半年になりましたので、その代替品はどのEPDMになるか ということがゴム技術者の関心が高かったから、このテーマが選ばれたのでしょう。
70分で48枚のスライドで説明しました。以下のそのごく一部です。
加藤事務所としていろいろコメント、アドバイスをさせていただきました。
半導体不足が解決すると、（「要る要る」詐欺が解決すると）、自動車部品生産が本格化し、すると、日本、日系ゴム会社にとって数年後にEPDM不足がまた再燃すると思われます。
もっとも現在の大不足ゴム原材料ランキングは、第一位フッ素ゴム、第二位VAMAC, 第三位シリコーンゴム、第四位EPDMです。EPDMは4位に後退しました。
