日本ゴム協会では、6月29-30日にオンラインで夏期講座を開きます。今回のテーマの一つは、中堅中小ゴム会社の強み、頑張りです。 以下のとおりのプログラムですが、技術的な発表も多いのですが今回は、「中小ゴム会社の強みとは何か?」、日本の中小ゴム会社で業績を伸ばしている会社、ユニークな取り組みをして
続きを読むこの前はENESOがJSRの合成ゴム部門を1150億円前後で買収との発表があったが、今後はドイツ(米国)のS-SBR、E-SBRメーカー大手のTrinseoがドイツの合成ゴム部門(能力SSBR年20万トン、ESBR年13万トン)をポーランドのSyntos社に約490億円程度で売却と
続きを読む2021年5月11日はいろいろなニュースがありました。朝には酸化亜鉛メーカーの堺化学工業湯本工場で亜鉛末工場で爆発があり、生産ラインが壊れたようです。事故時の動画を見ると加熱した亜鉛が昇華してガス状になり、それが空気に触れて酸化亜鉛微粒子になる工程で、それが外気で急激に反応してキノコ雲になったのだと
続きを読むスエズ運河が約1週間閉鎖され、毎日いつEVER GIVEN号が離礁するのか、運河がいつ開通するか心配でした。2021年3月30日にやっと運河が再開しましたが、これで混乱が終わったわけではありません。4月4日現在MarineTrafficeサイトで確認すると、運河の北側で92隻、南側で94隻 運河通過
続きを読むあちこちでゴム材料のフォースマジュールが宣言されている。当社世界No1のゴム練り会社HEXPOLの代理店をしているが、米国ではテキサス寒波の影響で、EPDM,SBR,その他合成ゴムとカーボンブラック原料、それにプロセスオイル(特にパラフィンオイル 有名なSunpar2280)が足りない(それにより
続きを読む世界中でEPDMが不足しています。そもそも昨年は新型コロナウイルスの影響で国内各社がEPDMの生産をしぼっていたところに、10月から中国、米国の自動車生産が急速に戻り、国内EPDMの在庫が減り始めました。そのため輸出成約を意識的に減らしてきました。 そこに2月米国の寒波でDOW,EXXONMOBIL
続きを読む今回の直撃インタビューは、天然ゴム生産国であるベトナムに目を向けてみましょう。お話しをお聞きするのは、加藤事務所も合弁会社として出資しているVRG JAPAN RUBBER EXPORT JSC社のボ・バン・タン(Vo Van Thanh)会長。新型コロナウィルスの影響や、最近の天然ゴムマーケット
続きを読む今週はゴム機械の仕事で鳥取県に日帰り出張。行きは羽田から米子に朝の便で飛び、仕事が終わり、いつもの夕方便で帰ろうとしましたが、新型コロナの影響で羽田-米子便が毎日5便あったのが、朝1便だけであとはすべて欠航になっていました。仕方がないので寝台特急サンライズ出雲号で帰りました。寝台電車で帰るのは数年ぶ
続きを読む本年もよろしくお願いいたします。天然ゴムの価格がなかなか下がりません。現在は小口で買えば¥290/kgから¥300/kgぐらいします。まもなく天然ゴム生産が減るウイタリング期間に入ります。4月までは、供給が減りますから特にRSS3は価格が下がりにくくなります。5月のウイタリング明け以降の価格はどう
続きを読む2020年12月11日に日本ゴム工業会にて、原材料市況と新型コロナウイルスの影響について2時間講演しました。今年はオンラインでの講演です。 全部70ページほどのプレゼン資料で講演をしましたがそのごく一部は以下のとおりです。 ブタジエンは先週からやっと下がり始めました。今は$1300/MT。
続きを読む