その四 『射石飲羽』の巻 作/さらしもばんび 監修/加藤事務所 昨今、受注を受けた機械の確認は発注者と製造者とをzoomでつないでおこなう。 今回は『佐川ゴム製造所』より受注したゴムの精練機械を、台湾にある機械メーカー『台南インダストリー』に発注。その機械の完成にともない、運転確
続きを読む2022年8月3日に日本ゴム工業会にて、資材関係の講演を加藤事務所が行いました。全国から約100名の日本ゴム工業会会員の方、購買関係者のオンラインでの参加がありました。 内容は会員でないとみられませんが、その目次、また付録の話題(ウクライナ紛争とゴム材料調達)については以下のとおりです。
続きを読む7月下旬にタイ、インドネシア出張をして、日系ゴム会社を中心に18社を訪問、打合せをしてきました。もちろん加藤産商のタイの拠点KASAN CORP THAILANDと インドネシアのPT KASAN INDONESIA とも打合せ、毎日取引先と会食も。タイのKASAN社では20名のスタッフの前で会社の
続きを読む6月はメキシコ、米国に出張して、16社ほどユーザーと加藤産商の拠点2か所を回ってきました。7月にはタイとインドネシアに出張して、ユーザーを10社ほど訪問してきます。7月7日には日本ゴム工業会 中小企業委員会で最近のゴム原材料マーケットの講演をします。 トップの写真はメキシコ 加藤産商の事務所がある
続きを読む先週からメキシコと米国のゴム会社を12社を訪問してきました。驚いたことに米国ではだれもマスクをしていないことです。メキシコはかなりマスクをしていましたが、米国では街でも空港でも、さらに仕事の打ち合わせで、だれもマスクをしていません。オハイオ州では昨年8月からマスクをすることをやめてそうです。写真は空
続きを読む2022年2月26日現在: ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、EUでは混乱が生じています。またロシアへの経済制裁も始まりました。 日本のゴムタイヤ業界へはどんな影響がでるでしょうか? ウクライナから日本に直接輸入されるゴム原材料はほとんどないと思います。ロシアから日本、日系のゴムタイヤ工場へ
続きを読む株式会社加藤事務所の加藤は1月から加藤産商株式会社の代表取締役社長の加藤進一にもなりました。両社の社長を兼務していますので、毎日両方の会社の仕事をしています。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。両社の社長になることはだいぶ前からわかっていましたので、加藤事務所で担
続きを読む2021年11月9日に三井化学がEPDMの¥40/kg以上の値上げを発表しました。これはナフサリンクでの価格変動とは別に特別に値上げをするという意味です。値上げ理由は「プラント高稼働を継続しているが、設備維持・補修コストの上昇に加え、原材料、副資材、物流費などの高騰により、EPT事業の採算を大きく圧
続きを読む原油価格が上がり続け、それにつづいて輸入ナフサ価格(US$ベース)があがります。さらに円安もあり国内ナフサ価格がどんどん上がっています。こうなると合成ゴム価格(ナフサリンク)も上がります。 11月にはEPDM、SBR, NBR、CRの価格が上がります。さらに2022年2月から以下のナフサ価格水準
続きを読む2021年9月後半から、中国のゴム原材料マーケットがどうも大変なことになりつつあります。中国政府の命令で、脱炭素のために、電力消費が大きな工場が強制的に停止命令、90%減産命令がでています。そのため、金属シリコーンの生産が大減産、またゴム薬品(老化防止剤、加硫促進剤、またそれらの原料)の生産が大幅
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