6月はメキシコ、米国に出張して、16社ほどユーザーと加藤産商の拠点2か所を回ってきました。7月にはタイとインドネシアに出張して、ユーザーを10社ほど訪問してきます。7月7日には日本ゴム工業会 中小企業委員会で最近のゴム原材料マーケットの講演をします。 トップの写真はメキシコ 加藤産商の事務所がある
続きを読む先週からメキシコと米国のゴム会社を12社を訪問してきました。驚いたことに米国ではだれもマスクをしていないことです。メキシコはかなりマスクをしていましたが、米国では街でも空港でも、さらに仕事の打ち合わせで、だれもマスクをしていません。オハイオ州では昨年8月からマスクをすることをやめてそうです。写真は空
続きを読む2022年2月26日現在: ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり、EUでは混乱が生じています。またロシアへの経済制裁も始まりました。 日本のゴムタイヤ業界へはどんな影響がでるでしょうか? ウクライナから日本に直接輸入されるゴム原材料はほとんどないと思います。ロシアから日本、日系のゴムタイヤ工場へ
続きを読む株式会社加藤事務所の加藤は1月から加藤産商株式会社の代表取締役社長の加藤進一にもなりました。両社の社長を兼務していますので、毎日両方の会社の仕事をしています。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。両社の社長になることはだいぶ前からわかっていましたので、加藤事務所で担
続きを読む2021年11月9日に三井化学がEPDMの¥40/kg以上の値上げを発表しました。これはナフサリンクでの価格変動とは別に特別に値上げをするという意味です。値上げ理由は「プラント高稼働を継続しているが、設備維持・補修コストの上昇に加え、原材料、副資材、物流費などの高騰により、EPT事業の採算を大きく圧
続きを読む原油価格が上がり続け、それにつづいて輸入ナフサ価格(US$ベース)があがります。さらに円安もあり国内ナフサ価格がどんどん上がっています。こうなると合成ゴム価格(ナフサリンク)も上がります。 11月にはEPDM、SBR, NBR、CRの価格が上がります。さらに2022年2月から以下のナフサ価格水準
続きを読む2021年9月後半から、中国のゴム原材料マーケットがどうも大変なことになりつつあります。中国政府の命令で、脱炭素のために、電力消費が大きな工場が強制的に停止命令、90%減産命令がでています。そのため、金属シリコーンの生産が大減産、またゴム薬品(老化防止剤、加硫促進剤、またそれらの原料)の生産が大幅
続きを読む米国ルイジアナ州を8月末に襲ったハリケーン「アイダ」の影響がゴム業界にも広がってきています。9月3日に加藤事務所がつかんでいる情報は以下のとおり。 Dow EPDM: ハリケーンに備えてシャットダウン中であるが、来週6日以降再スタート予定。(原料供給、電源供給がうまくいけば)そもそもDOWの E
続きを読むもし住友化学が日本でのEPDM生産をやめてしまったら? という仮定の話をすると。(2021年8月26日) 2021年8月下旬現在 世界中でEPDMの供給がタイトになっています。昨年新型コロナで合成ゴム需要が減ると思い、EPDM各社は製品在庫を減らしました。しかし秋以降需要が急速に戻り、さらに三井化学
続きを読む2021年7月30日に2時間 日本ゴム工業会にてオンラインにて 原材料関係の講演をやりました。ご参加の方、ありがとうございました。今回は日本ゴム工業会会員限定の講演でした。テーマは、「最近のゴム原材料需給動向~供給不足と価格高騰について~」、つまり、合成ゴム、カーボンブラック、プロセスオイル
続きを読む